シチズン時計見学

1年生の校外研修に行ってきました(10/19~10/20)

1年生の校外研修を実施し、東京に行ってきました。

知能情報システム学科1年生の校外研修を、10月19日(木)〜20日(金)に行いました。学生達にとって在学中に外泊するのは、この校外研修が唯一であるため、修学旅行に相当する大変楽しみな行事にもなっています。

コロナ禍を経て県外に出向くのは2回目ですが、費用の高騰もあり今年は情報エレクトロニクス学科と合同で実施しました。例年より大勢での旅行となり、賑やかな楽しい雰囲気で行われました。

一日目は、県内の企業の見学と東京にある国立科学博物館の見学を行いました。見学先の企業は、佐久市にあるシチズン時計マニュファクチャリング(株)ミヨタ佐久工場です。2016年秋に完成したまだ新しい工場で、1秒間に1個を製造できる最先端の製造ラインや手作りの高級時計の製造ラインなど、初めて見る本格的な工場に驚きの連続でした。社員にはカーリングの日本代表選手がいて、スポーツへの支援に力を入れているとのお話に、企業の社会的な貢献の大切さを学ことができました。次の見学先の国立科学博物館は到着が15時過ぎとなってしまい、膨大な展示物をゆっくり見て回る時間がなく、その点が残念でしたが、それでも学生たちは科学技術への興味を再度呼び起こすことができたようです。

二日目は、最近インバウンドの外国人で賑わっていることが話題になるチームラボプラネッツ東京・豊洲を見学しました。入場前から長い行列ができ、その9割くらいが外国人という状態で、改めて人気の高さを実感しました。中の展示物は光と音と水を効果的に使用した非現実的な美しい作品ばかりで、人気の理由が理解できました。また、作品はコンピュータグラフィックスとプロジェクションマッピンを駆使し、コンピュータ制御により常に変化する映像は、本学科の学生たちの感性と卒研への取り組み意欲が強く刺激されたようです。チームラボを見学の後、豊洲市場の中も散策しました。次の見学先であるNTTの技術資料館は、日本の通信の歴史を体感しながら学ぶことができる施設です。案内の方の説明を受けながら、自分たちが知らない時代の通信がどのように行われ、日本の発展にどう貢献してきたのかを総合的に学ぶことができました。まだ手作業で行われていた電話の交換機を実際に操作する体験を通して、現代のデジタル技術がいかに便利であるかを感じることができました。

今回の研修を通じて体験した様々な事柄や、親睦を深めた仲間達とのつながりが、今後の学生達の貴重な財産や思い出になってくれることを願っています。

(文:桃井)

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