1年生の校外研修を行いました(11/4〜5)

情報技術科1年生の校外研修を、11月4日(木)〜5日(金)に行いました。
コロナウィルスの感染状況が落ち着くのを見計らって、お得な信州割を活用して行いました。全国の特別警報が解除されたとは言え、まだまだ不安もあったため、旅行先は県内としました。
学生にとっては、在学中に外泊するのは、この校外研修が唯一であるため、修学旅行に相当する楽しみな行事となります。楽しむだけでなく、今年はSDGsをテーマとして見学先を選定しました。長野県の観光資産の代表である上高地と大町市の山岳博物館では自然保護の重要性を学び、大町市のエネルギー博物館と町川水力発電所では脱炭素に向けた自然エネルギーの有効活用を、また、大王わさび農場では自然の恵みの湧水のありがたさを学び、松本城では、歴史遺産を大切に守ることが地域の観光資源となることを学びました。また、昼食ではジビエ料理をいただき、自然との共存の道について考える機会を持ちました。
学生達は、皆県内出身ですが、初めて訪れる人がほとんどで、とても記憶に残る経験になったようでした。特に上高地は2時間ほどのトレッキングを楽しみながら、まだ残る紅葉にとても感動した様子で、「また訪れたい」という感想が多く聞かれました。
日頃学んでいる情報技術は、このような豊かな経験の支えによってこそ、社会に受け入れられるシステムがどういうものか、正しい判断ができるようになると考えます。今回の校外研修の学生達の感想レポートを読んでみて、当初の目標が達成できたことを確信することができました。

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